これまでは、任意資格でしたが、平成15年の児童福祉法一部改正により、国家資格になりました。
「保育士について」
北海道保育士試験、保育士登録についての詳しい情報は「北海道のHP」をご覧ください。
★「保育士登録」はお済ですか?
保育士は都道府県の「保育士登録簿」に登録しなければ保育士の名称を使用することはできないこととなりました。
登録をしなければ、「保育士」を名乗ることができなくなり、児童福祉施設最低基準上も保育士とは認められなくなります。
★現在保育士として業務を行っていない方については、必ずしも登録を行う必要はありませんが、登録しない限り保育士を名乗ることはできません。
◆「保育士」の資格を取得するには・・・
厚生労働省が指定する養成校を卒業する方法と、保育士試験を受験して合格する方法の2つがあります。
<指定保育士養成施設を卒業する>
指定保育士養成施設には、2年制の短期大学・専門学校(夜間は3年制)、4年制大学があります。一般社団法人全国保育士養成協議会に加盟している、北海道内の指定保育士養成施設は下記の25校です。
<保育士試験を受験する>
保育士試験の受験には、下記のいずれかの条件を満たすことが必要です。
① 短大卒業または同等以上の資格を有する(卒業見込みも含む)
② 平成8年3月までに高校保育課を卒業
③ 平成3年3月までに高校を卒業
④ 高等学校を卒業し、児童福祉施設での実務経験が2年以上ある
⑤ 中学校を卒業し、児童福祉施設での実務経験が5年以上ある
試験は、筆記試験と実技試験があります。連続した3年間で、下記のすべてに合格しなければいけません。なお、幼稚園教諭免許を有する方は、筆記試験の一部と実技試験が免除されます。
① 筆記試験
社会福祉、児童家庭福祉、保育の心理学、子どもの保健、子どもの食と栄養、保育原理、教育原理及び社会的養護、保育実習理論
② 実技試験「保育実習実技」:次の3分野のうち、受験者が2分野を選択して受験します。
音楽表現に関する技術、造形表現に関する技術、言語表現に関する技術